「寒天」は離乳食にも◎!赤ちゃんの便秘解消にも役立つ
牛乳寒天ゼリーに使う「寒天」の原材料は、海藻の1種、テングサやオゴノリ。 牛や豚などの動物のコラーゲンからできている「ゼラチン」に比べて、比較的食物アレルギーが発症しにくいという特徴があります。
また、寒天は低カロリーで食物繊維が豊富!便秘しがちな赤ちゃんにもぴったりなのです。
離乳食に寒天を使う際の注意点
寒天は離乳食後期から食べることができますが、カミカミがまだ苦手なうちは、丸飲みや誤飲に注意が必要です。
寒天は80℃前後にならないと溶けないため、赤ちゃんの口の中でも自然と溶けることはありません。 なので、少し柔らかめに寒天ゼリーを作ってあげるか、最初のうちは完成したあとに小さくほぐしてあげるようにしましょう。
砂糖不使用!赤ちゃん向け牛乳寒天ゼリーのレシピ

牛乳寒天の材料<小ココット3つ分>
牛乳寒天のつくり方の手順
- 小鍋に牛乳と粉寒天を入れて、よくかき混ぜます。
- 沸騰する直前までよく混ぜて、粉寒天が完全に溶けたら火からおろします。
- 小ココットに1食分ずつ流し入れます。フルーツを中に入れる場合は、ここで入れます。
- 冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。
蓋付きで冷蔵庫で冷やすときも衛生的! プラスチック製で持ち運びもできる便利な型もおすすめです♪
赤ちゃん向け牛乳寒天ゼリーの栄養ポイント
材料はたったの2つ、冷たくておいしい寒天ゼリー!牛乳が苦手な子でも食べやすい♪ 暑い夏や風邪を引いた時など、水分不足が心配なときにもとってもおすすめ!
カルシウム豊富!「牛乳」
牛乳には、骨や歯の形成に必要なカルシウムがたっぷり! 離乳食では、離乳食中期頃から調理に使うのはOKですが、飲料として飲むのは1歳以降が○。
理由は、牛乳にはカルシウムと同時に「リン」も多く含まれているからです。 リンは、鉄分の吸収を悪くしてしまうので、より鉄分を必要とする離乳食期の赤ちゃんが鉄欠乏貧血になってしまう恐れがあります。
とはいえ、カルシウムの効率的な供給源としては貴重な牛乳。多量を摂らせすぎずに、調理に使ったりそのまま飲ませたりをうまく調節しながら取り入れたいですね!
食物繊維で腸スッキリ!「寒天」
寒天は、低カロリーで食物繊維が豊富! 離乳食が始まり、ミルクや母乳を飲む両が減ってくる頃、便秘に悩む赤ちゃんは少なくありません。
そんなときにも、寒天はおすすめ♪ 粉寒天は使いたい分だけサラサラと使いやすいので、とても便利です。 牛乳だけでも素朴な甘さで美味しく食べられるので、赤ちゃんと一緒にママのダイエットおやつとしても良いですね♪