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離乳食関連

離乳食完了期とはいつからいつまで?量・味の目安やおすすめレシピをご紹介!

「離乳食完了期」とはどんな時期?どんな食事を作ればいいの?と悩んでいませんか?

「離乳食完了期」とは、およそ1歳~1歳6ヶ月頃の食事の目安とされ、「離乳食」から「幼児食」へ移行するための前段階

とはいえ、一気に味付けを濃くしてしまったり、適さない食材をつい与えてしまったりすると、赤ちゃんの胃腸に負担をかけてしまうことも・・・

この記事では、保育園で約7年間働いた経験を持つ管理栄養士の私が、離乳食完了期の進め方や量・味付けの目安、適さない食材などについて解説しています。

「離乳食完了期」にふさわしい食事についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

おすすめレシピも有♪

 

離乳食完了期とはいつからいつまで?量や味付けは?

離乳食には、月齢ごとの目安として初期(ゴックン期)・中期(モグモグ期)・後期(カミカミ期)・完了期(パクパク期)の4つに区分されています。

その中で「離乳食完了期」とは、およそ1歳~1歳6ヶ月頃の食事のことを指します。

とろとろのペースト状からスタートし、おおよそ1年かけて「幼児食」という大人の見た目と同じような食事が食べられるようになりますが、「離乳食完了期」はその最終段階になります。

この頃には、ほとんどの子どもが育児用ミルクや母乳を卒業し、食事から栄養が摂れるようになっていきます。

 

「離乳食完了期」に移行する目安は?

1歳~というのはあくまで目安であり、子どもの食べる様子を見て、後期から完了期にステップアップするかどうか判断します。

以下のような項目をチェックしてみてくださいね!

チェックリスト

  • 朝昼夕の3食をおおよそ決まった時間でしっかり食べている
  • 手づかみ食べを自分からする意欲がある
  • 肉だんご程度の固さのものを歯や歯茎で潰して食べられている

規則正しい生活を習得していることや、目と手の協調運動ができていることある程度の固さのものをきちんと噛めていることなどが目安となります。

できていなければ、急がずステップアップする必要はなく、3食のリズムを整えることや、手づかみ食べできる食事、肉だんご程度の固さの食事を用意することを心がけてみましょう。

あおちママ
練習していくことでできるようになるので、そのときがステップアップのときだよ!

 

「離乳食完了期」の1食の量はどれくらい?

「具体的にどれくらいの量を食べさせたらいいの?」

というのが、次の疑問ですよね。

1食の目安量は、以下を参考にしてみてくださいね!

○ご飯・・・80g
○野菜・・・40g
○果物・・・10g
○海藻・・・例:とろろ昆布ひとつまみ

★肉・・・20g
★魚・・・20g
★水煮大豆・・・20g
★豆腐・・・50g
★卵・・・全卵2/3個
★スライスチーズ・・・2/3枚

★になっているのは「たんぱく質源」となる食材で、1食の中で★のうちどれかを選んで与えるようにしましょう。

もちろん、2種類選んで半量ずつとするのもOK!

おおまかで良いので、不安があれば1度大まかに量を計りながら作ってみると、だいたいの量が実感できますよ!

次回からは毎回計らなくても、おおよその量で大丈夫です♪

あおちママ
野菜やたんぱく質源の食材は、1食ずつ変えて色々な食材を使うと飽きずに食べてくれるよ!「お昼はお肉、夜は魚」とすると、献立も立てやすい♪

 

「離乳食完了期」の味付けはどのくらい?

離乳食の最終形態、幼児食へのステップとはいっても、まだまだ大人の食事と同じ味付けでは濃すぎます。

例えば味噌汁だと大人が味見をして「あともう少し味噌を足そうかな」というくらいの段階の濃さが目安と考えればOKです!

あおちママ
それでも全然味の濃さが分からない、不安というときは、対象月齢のベビーフードを買って味見してみてね~!よく食べてくれたら、同じくらいの濃さを目安にするとわかりやすいよ!

 

味つけにも工夫をすると、よりおいしく食べやすくなります♪

私達が薄いと感じる食事を摂ったときを想像すると分かるように、単なる薄味だとおいしく感じなかったり、毎回の食事の味の変化がつきづらく飽きてきてしまいますよね。

子どもも同じで、ただの薄い味では食べが悪くなってしまうこともあるので、なるべく「だし」をきかせた薄味ながらも奥行きのある風味を意識してみてくださいね♪

 

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「離乳食完了期」になっても食べられない・適さない食材って?

1歳くらいになると、たくさんの種類の食材に挑戦してきたと思いますが、やはり大人と同じ食事にはまだまだ追いつきません。

喉に詰まりやすい・塩分が濃すぎる・甘すぎる・脂肪分が多すぎる・噛み切れない などといった食材が主に該当します。

具体的な主な食材は、以下を参考にしてくださいね!

主なNG食材一覧

  • もち(喉に詰まる恐れがあるので最低でも3歳以降)
  • 玄米
  • もち米
  • クロワッサン(バターがかなり多い)
  • そば(食物アレルギーが発症しやすく重篤になりやすい)
  • いか・たこ
  • 刺し身
  • 生卵
  • 加工食品で特に脂質や塩分が高いもの

ここに記載されているものが全てではありません!

育児書によっては、食材に多少違いがあり迷ってしまうこともあるかもしれません。
食物アレルギーが発症しやすい食材であることが多く、これらは特に個人差が大きいため、ママやパパの判断で良いと思います!

「はちみつ」は1歳以降となっているので記載していませんが、1歳以降にあたる完了期でも、まだ使用することは控えたほうが良いです。

 

「離乳食完了期」におすすめのレシピ

離乳食完了期におすすめのレシピを紹介します♪

私も愛用している、コープ(生協)の冷凍食品を駆使した簡単レシピや、だしをしっかりきかせた風味の良いレシピを集めました♪

離乳食のだしの基本や簡単な取り方についてはこちら♪

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三色丼

コープ(生協)のおさかなだけのパラパラミンチを活用した三色丼♪彩りもきれいで、だし汁を使うので薄味でも風味よく食べられますよ♪

作り方を見る!

 

麻婆豆腐

コープ(生協)の豚挽肉のパラパラミンチと冷凍野菜ミックスを使った、だし香る和風麻婆豆腐です。1品で栄養バランス抜群♪

作り方を見る!

 

鯖缶ハンバーグ

離乳食では扱いにくい魚も、鯖缶を使えばとっても簡単!豆腐と混ぜてハンバーグにすることで柔らかく、手づかみ食べもしやすい♪

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かぼちゃグラタン

コープ(生協)の冷凍かぼちゃ・冷凍まぐろ・冷凍野菜ミックス・冷凍ほうれん草を駆使して作る♪グラタンが電子レンジでできちゃう!

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たらとしらすのおにぎり

コープ(生協)のおさかなだけのパラパラミンチと冷凍しらすを活用!マンネリしがちなおにぎり、これならたんぱく質もしっかり摂れます♪

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鉄分強化の納豆ご飯

いつもの納豆ご飯にほんのひと手間プラス!冷凍カットほうれん草としらすを加えるだけで、鉄分強化の納豆ご飯に♪

 

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きな粉クリームパン

きな粉と牛乳を合わせて食パンに塗るだけ!朝ごはんやおやつにもおすすめな、栄養満点パンレシピです♪

 

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豚ひき肉の卵とじ

コープ(生協)の豚挽肉のパラパラミンチと冷凍野菜ミックスを使ってくる、1品で栄養バランスが整うレシピ。だし汁の風味が食欲をそそる♪

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ミートソース

だし汁がベースの和風のミートソースなので小さい子でも食べやすい!コープ(生協)の豚ひき肉パラパラミンチ・野菜ミックスを使うので簡単!

作り方を見る!

 

まとめ:「離乳食完了期」にふさわしい食事を心がけよう♪


「離乳食完了期」の1食の量の目安や味付けの濃さ、適さない食材などについてまとめました。

目安として1歳~1歳6ヶ月頃と示されてはいますが、離乳食は特に個人差が大きいもの。

あくまで「目安」なので、子どもの食べる様子をよく見て、その子に合った量や味付けなどを探ってみてくださいね!

目安の通りに進まなかったり、遅れていると感じても焦る必要はないので、ペースを合わせてあげてください♪

あおちママ
紹介したレシピもぜひ参考にしてみてね~!

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