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子育て情報

手づかみ食べっていつから?始めてOKなサインをチェックして進めよう!

私が管理栄養士として保育園で7年間働いていた中で、「手づかみ食べっていつからはじめたらいいの?」という相談をたくさんのママから受けました。

生後○○ヶ月、という目安は、特に個人差も大きい離乳食ではあまり参考にならないことも・・・。

この記事では、手づかみ食べを始めるべきサインや逆にまだ始めないほうが良いサインなどについて、赤ちゃん個人に合わせてチェックできるようにまとめてみました!

手づかみ食べの進め方についてもまとめているので、悩んでいるママはぜひチェックしてみてくださいね!

 

手づかみ食べはいつから始めたら良いの?

手づかみ食べは、一般的な目安では生後10ヶ月頃から始めると良いと言われています。

この時期の赤ちゃんは、手のひらでものを握ったり、左右の手で持ち替えたり、指先でものをつまめたりと、手先・指先の機能が徐々に発達していきます。

そんな時期に「手づかみ食べ」を取り入れていくことで、赤ちゃんの頭はフル回転!!

五感で感じて様々な刺激をどんどん受けていくことで、のちのスプーンやフォーク、箸を使う練習になったり、感覚機能の発達に良い刺激になるのです。

 

手づかみ食べを始める具体的なサインってあるの?

とはいえ、特に離乳食は個人差が大きいもの。

目安としての月齢はあくまで「目安」として捉えて、赤ちゃん個人の食べる様子や性格意欲などをよく見て判断できると良いですね!

手づかみ食べを初めてOKなサイン

  • 食べ物を口の中で動かすことができている
    ⇒口が左右に動いていて、モグモグができている
  • 食べ物をじっと見つめていたり、手を伸ばそうとする
    ⇒食べ物・食べることに興味が出ているサイン!
  • 安定して座っていられて、食事用の椅子とテーブルである程度食事ができている
    ⇒「食べる」ということが定着している

 

主にこれらのようなことに注意して、赤ちゃんを観察してみてください。

食べることが安定していて、食べ物や食べることに興味が出てきていることが大切!

あおちママ
手づかみ食べは、まず本人に食べる意欲がないと進まないよ!あおちは食べるのが大好きで、生後9ヶ月頃にはもう自分で食べたいものをじっと見たりアピールしてたなぁ~(笑)

 

逆に、まだ始めない方が良いサインは?

手づかみ食べを初めてOKなサインがまだ微妙な場合、どうしたら良いか不安になったら・・・

こんな様子がある場合は、まだ手づかみ食べを始めなくてもOK。

まだ始めない方が良いサイン

  • 食べ物が口に入ってもほとんど動かさず、丸呑みをしている
    ⇒手づかみ食べをするにはある程度の形が必要。丸呑みする子にはまだ危険!
  • 未だ離乳中期頃の形態やかたさ、大きさのものを食べていて、それでも口から出してしまう
    ⇒まずは離乳後期の形態や大きさが上手にモグモグできるように練習から!
  • 食べ物や食べることに全く興味や意欲を示さず、そもそも離乳食のリズムが安定していない
    ⇒離乳食を安定して食べられるようになることを優先に!

 

もし、まだ始めないほうが良いサインが多く当てはまっていても、焦ったり不安になる必要はありません!

赤ちゃんの成長は、本当に個人差が大きいもの。

「まだ手づかみ食べは早そうだな」と感じたら、まずは離乳食を安定して食べることや、食材の大きさや形態、柔らかさなどを着実にステップアップしていくことを優先してくださいね!

あおちママ
離乳食の1番の目的は、赤ちゃんにごはんを食べることは楽しい、嬉しいと思ってもらうこと!これは忘れずにいようね!赤ちゃんに合わせてゆっくり進めていければ大丈夫だよ♪

 

手づかみ食べ、どうやって始めるの?

手づかみ食べを始めてみよう!となったら、次の疑問は「どうやって始めて進めていくか」ですよね。

あおちママ
実際に、保育園で行っていた方法を教えるね~!

 

手づかみ食べのステップとポイント

  • 始めは1cm角くらいの柔らかく煮た野菜を用意。食べても食べなくてもOKの気持ちで、赤ちゃんが自由に触ったり潰したりするのを見守りましょう!
    比較的好みやすい、かぼちゃやさつまいも、人参、バナナなど甘みのある野菜や果物がおすすめ。
    溶けの良いおやつ(ハイハインやボーロなど)や、食パンのみみ以外の白い部分を小さくちぎってあげるのも◎
  • 慣れてきたら、カミカミできるような少し弾力のあるようなものも増やしていく。5cmくらいのスティック状に柔らかく茹でた野菜や、パンケーキおにぎりなどを小さく作ってあげたもの、柔らかめのハンバーグなど、形があるものを意識的に用意してあげましょう!

 

ポイント


ステップ②に挙げたメニューのレシピは、こちらも参考にしてみてくださいね♪


 

あおちママ
ちなみに、私はあおちが離乳後期の後半(生後11ヶ月頃)は、こんな離乳食を作っていたよ♪

(おにぎりはこのとき作りすぎたので量多めです^^;実際は半分量くらい)

 

手づかみ食べは、ママの心の余裕も必要・・・!

赤ちゃんの成長や発達のために、手づかみ食べはメリットがたくさん!

ですが、「食べ物を粗末にしないように」という感覚は当然ない赤ちゃん。

手でぐちゃぐちゃに潰したり、床に落としたりなんてことはよくあることです。

後片付けが少しでも楽になるように、テーブルの下に新聞紙やレジャーシートのようなものをしいたりして対策をとるのも良いですね!!

あおちママ
我が家では、防水シートをしいていたよ!

 

こんな商品もあります♪

 

防水のシートや使い捨てのシート、テーブルの上に敷くシリコン製のマットなどもあるので、ママの後片付けが少しでも楽になるように工夫してみてくださいね!

 

手づかみ食べは適した時期に始めよう♪

保育園でもママからたくさんの相談があった「手づかみ食べ」。

手づかみ食べを始めるサインや始めないほうが良いサイン、手づかみ食べの進め方などについてまとめてみました。

赤ちゃん本人のペースに合わせて、離乳食を楽しく食べることを第一に進めていけたら良いですね♪

あおちママ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 


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  • この記事を書いた人

あおちママ

★管理栄養士として保育園で7年勤務
★【得意分野】離乳食・幼児食・食育指導
★4歳女の子育児に奮闘中の30代ママです♪

~離乳食・幼児食の「簡単」「おいしい」「栄養価◎」レシピと役立つアイテムを管理栄養士目線で発信中~

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