
毎日離乳食を作っていると、「今日野菜がない・・」「刻んだり下処理が面倒・・」と感じる日ありますよね。 そんなときに超便利なのが「冷凍野菜」。
結論から言うと、塩やだしが入っていないシンプルな冷凍野菜なら、離乳食にも使ってOK!むしろ栄養が逃げにくく、忙しい日にとっても便利なアイテムなんです。
この記事では、「いつから使える?」「月例別の使い方」「おすすめの冷凍野菜」「離乳食での注意点」をママ管理栄養士目線でわかりやすくまとめています。
冷凍野菜は離乳食に使える?メリットは?

冷凍野菜は離乳食にもとっても便利で相性抜群!冷凍野菜を離乳食に活用するメリットはたくさんあるんです。
メリット①「急速冷凍」で栄養は残ったまま!
市販の冷凍野菜は、収穫した野菜を急速に冷凍処理されるため、食品の細胞が壊されず品質の劣化を防ぐことができます。
例えばビタミンCが豊富で知られるほうれん草でも、生だと冷蔵庫に保管している間にどんどんビタミンCは減少・・・ 収穫後にすぐ急速冷凍する冷凍ほうれん草の方が、自宅の冷蔵庫で数日過ごした生のほうれん草に比べて、ビタミンCの残存量が実は多いんです!
メリット②衛生面&おいしさキープ!
品質の劣化や食中毒の原因になる細菌は、低温の状態では活動することができなくなります。
市販の冷凍野菜やをはじめその他の食品は、生産段階から販売まで、一貫して-18℃以下になるように徹底的に管理されているため、とっても衛生的!
生の野菜は、収穫してからお店に並んでいる間、さらに家庭の冷蔵庫で保存している間にもどんどん品質もおいしさも失っていきますよね・・・ むしろ冷凍野菜のほうが、衛生的にもおいしさもキープされるんです!
メリット③下ごしらえいらず&少量使いに便利!
冷凍野菜の何よりの魅力は、料理が格段に楽になることですよね!!例えばブロッコリーは、一房ごとに切り分けて、洗って、茹でて・・・の工程が結構手間。。
その点、前処理が済んでいる市販の冷凍ブロッコリーなら、そのまま鍋にいれたり電子レンジで加熱するだけでOK! ゴミがでないので、後片付けも含めてとっても料理が楽になります。
まさに離乳食や、1人分など少量使いたいときにも便利!
メリット④長期保存ができて買い置きも可能!
野菜には旬がありますが、冷凍野菜なら旬を選ばずいつでも食べられるのも魅力の1つ。旬の時期に収穫された野菜だから、栄養価も味も問題なし!
気温や気候の変化で変動しやすい価格も、冷凍野菜なら一定しているのも良いですよね!

冷凍野菜を離乳食に使う際の注意点

そんな魅力とメリットたっぷりの冷凍野菜ですが、赤ちゃんの離乳食に使う際は注意点もいくつかあります。
注意
- 「味付き」の冷凍野菜はNG(バター・塩・だしなど)
- 月齢によって追加の処理や調理が必要
- 再冷凍はNG
原材料をチェック!
冷凍野菜の中には、塩や油、調味料が入ったものもあります。赤ちゃんの離乳食に使うときは、素材だけのシンプルなものを選びましょう!

形・大きさ・柔らかさに注意!
冷凍野菜は、基本的に赤ちゃん用ではなく大人も便利に使えるサイズ感。
赤ちゃんの離乳食に使うには、「電子レンジで解凍→細かく刻むor裏ごし」など月齢やメニューにあわせた追加の調理が必要な場合もあります。
一度解凍したら再冷凍はNG!
一度解凍したものを再冷凍すると、菌が増えやすくなります。冷凍野菜を使うときは1食分ずつ作るようにしましょう。

離乳食で冷凍野菜はいつから使える?月例別の目安【初期~完了期】

冷凍野菜は、離乳食期から使えて便利ですが、離乳食にいつから使えるか悩みますよね。
結論、離乳初期から安全に使えます!ただし、赤ちゃんに与えるには「選び方」「使い方」に少しだけ注意が必要です。
ここでは、離乳食の時期ごとに、安心して使える冷凍野菜の目安と使い方のコツを紹介します。
ゴックン期(離乳初期)に使いやすい冷凍野菜
ゴックン期は、最初のひとさじから始まる時期。まだ飲み込む力が弱いため、「なめらかにできる・しやすい野菜」を選ぶのがポイントです。 冷凍野菜では、
- かぼちゃ
- さつまいも
- にんじん
など、ポタージュ状にしやすいものがおすすめです。
電子レンジで加熱して柔らかくしてから裏ごしすれば、初期の離乳食にぴったりななめらかさになりますよ。
モグモグ期(離乳中期)に使いやすい冷凍野菜
モグモグ期は、舌で潰して食べる練習をする時期。この頃になると、ゴックン期より少し食材の形を残しても大丈夫になります。 冷凍野菜では、
- ブロッコリー
- ほうれん草
- とうもろこし(粒は刻む)
- 小松菜
などの刻めば食べやすい野菜の種類が◎。
加熱後に、赤ちゃんの食べる様子にあわせて2~3mmくらいの細かいみじん切りにすると食べやすくなります。
カミカミ期(離乳後期)に使いやすい冷凍野菜
カミカミ期は、歯茎で噛む練習をする時期。冷凍野菜も種類や大きさを調整すれば、かなり幅広く使えるようになります。 このころに使いやすい冷凍野菜は、
- 根菜類(にんじん・大根・れんこんなど)
- いんげん
- かぼちゃ
- ブロッコリー
- カリフラワー
など、少し歯ごたえがあるもの。加熱後に7~8mm程度の角切りにして、指で潰れるくらいの柔らかさに調整しましょう。
スープやあんかけに混ぜると、まとまりがよく食べやすくなりますよ。
▶冷凍かぼちゃで作る!離乳後期~のかぼちゃマカロニグラタンのレシピ
パクパク期(離乳完了期)に使いやすい冷凍野菜
パクパク期は、ほとんどの種類の冷凍野菜が使えるようになります。
ただし、噛む力には個人差があるので、固さや大きさは赤ちゃんにあわせて必ず調整しましょう。 おすすめの冷凍野菜は、
- ミックスベジタブル
- ほうれん草
- ブロッコリー
- かぼちゃ
など、そのまま朝ごはんやおかずに使いやすいもの。炒め物やスープに入れるだけでOK!
塩やバター、調味料が入った「大人用の味付き冷凍野菜」はまだ避けましょう。
離乳食で冷凍野菜をもっと上手&ラクに使うコツ

便利な冷凍野菜を、離乳食にもっと上手に、ラクに使うコツを紹介します。
- 電子レンジでサッと加熱すると時短に
- とろみをつけると食べやすい&食べこぼし防止
- 何種類かを混ぜて使うと栄養バランス◎
①大きめの野菜は一度レンチンしてから刻むとラク
冷凍野菜は、そのままだとサイズが大きくて赤ちゃんには食べにくいことも。
まず「電子レンジで軽く解凍してから包丁で刻む」の流れにすると、繊維も柔らかくなってより食べやすくなります。
特に離乳初期・中期は、このひと手間で食べムラがぐっと減ることもありますよ。
②とろみで飲み込みやすさUP
特に離乳初期・中期は、刻んだ冷凍野菜+とろみ付けで、口当たりがなめらかになり食べやすくなります。
とろみをつけるだけで「飲み込めない」問題が一気に解決することもあります。
③いくつかの冷凍野菜を使うと栄養バランス◎
離乳食の栄養バランスを毎回考えるのは大変。
そんなときは、冷凍ほうれん草、冷凍にんじん、冷凍かぼちゃなどを少量ずつミックスして調理するだけで、一気に栄養◎!
彩りよく、メニューのバリエーションも増えます。
離乳食づくりには冷凍野菜を上手に活用しよう!

市販の冷凍野菜は、なんとなく品質や味などで生野菜に劣るイメージがある方も多いのではないでしょうか。
しかし実際は、とっても便利な商品。 上手に選べば安心して離乳食にも使える市販の冷凍野菜、ぜひ毎日の料理に活用してみてはいかがでしょうか?