※本ページにはプロモーションが含まれます

※本ページにはプロモーションが含まれます。

子育て情報

赤ちゃんの離乳食の備蓄はできてる?災害時に適したベビーフードを紹介

いざというときのために、赤ちゃんのための非常食はどんなものを備蓄しておくべきか、悩んでいませんか?

災害時とはいえ、大人のように我慢することができないため、初めてのものは食べてくれなかったり、体調を崩しやすくなっていることも予想できます。

いつ起こるか分からない災害時、安心して赤ちゃんを守るためには、普段から食べ慣れている安心安全な非常食の備蓄が必要不可欠なのです。

この記事では、保育園で働いていた経験があり、園の非常食の備蓄も管理していた管理栄養士の私が、「離乳食の備蓄のポイント」と「備蓄におすすめのベビーフード」を紹介します。

この記事をぜひ参考にして、いざという時に慌てないように備蓄の見直しを行ってくださいね!

大切な我が子を守るための備蓄をきちんと見直すことで、ママも落ち着いた気持ちで日々過ごすことができるようになるでしょう。

 

赤ちゃんの離乳食を備蓄することの大切さ

災害時には、避難所にて乾パンやお水、またはお湯を注ぐだけのアルファ米などが支給されることもあります。

ですが、育児用ミルクや離乳食(ベビーフードなど)は、支給が遅れるか十分に支給がされないことも考えられます。

支給されても、普段と違う育児用ミルクや、まだ食べたことのない月齢に合っていない離乳食(ベビーフードなど)は、本人が受け付けてくれないことも。

食物アレルギーなどの観点から時には危険も伴いますし、胃腸の発達が未熟な赤ちゃんは、水1つでも身体に合わなければ下痢や嘔吐など体調不良を引き起こしかねません。

大人のようにちょっと我慢や、分け合ったりすることができない分、必ず普段から本人が口にして気に入っているものの備蓄が必要なのです。

非常食は、最低3日分の備蓄が推奨されていますが、特に赤ちゃんや子ども用には最低でも1週間程度の備蓄をしておきたいですね!

 

赤ちゃんの離乳食の備蓄にはベビーフードが最適

離乳食の備蓄には、密閉されているので衛生面も安心で、賞味期限も長く、普段使いもしやすい『ベビーフード』が適しています。

ベビーフードには今や様々な種類・形態のものが売られているので、それぞれの特徴などを見ていきましょう。

月齢ごとに向いている種類や形態が違う場合や、メリット・デメリットなどもあるので、赤ちゃんに最適なものを選びましょう。

 

フリーズドライ・フレーク

野菜などが裏ごしされてフリーズドライにされたものや、お湯で溶くだけのフレーク状になっているお粥、粉末の野菜スープなどがあります。

とても軽くて場所も取らないので、多くの量を備蓄しておくことが可能です。

一方、お湯や食事の回数分の容器が必要なことも忘れてはいけません

離乳初期(生後5ヶ月~6ヶ月頃)には特にとても便利な商品でもあるので、普段使い用にストックしておくと良いです。

被災時にお湯が使える場合には、とても役立ちます  

 

 

 

 
 

瓶・レトルトパウチ

瓶やレトルトパウチのものでは、種類がぐんと増え、野菜や果物のペースト状のものや、お米やたんぱく質、野菜などで作られたリゾット風のものもあります。

こちらのメリットは、そのまま食べられること。

普段は温めてから食べると思いますが、こちらは調理済みなので、衛生的には常温のまま食べることもできます。

さらに、スプーンさえあれば瓶や袋から直接すくうことも可能なので、お皿や容器がなくても食べられます。

あおちママ
災害時は断水や停電、ガスが止まることも・・・。使わなくても食べられるものを備蓄しておくのが1番安心!

 

 

 
 

ランチセット・お弁当

ランチセットやお弁当になっている商品もあります。

こちらは適量ずつ、2~3品のメニューがセットになっていて、しかも栄養バランスも考えられているのが魅力!

小さい容器におかずが入っていて、スプーンまでついているので、これ1つで1食分として完結できます。

災害時にはもちろん、外出時や離乳食を作る余裕がない日などの普段遣いにも1番便利です。

ただし、このようなセットのものは、離乳後期(生後9~11ヶ月)以降のものが主流のようです。

 

 

 
 

離乳食を備蓄する上での注意点

離乳食が始まると、食物アレルギーがないかを確認するために、赤ちゃんは少しずつ慎重に新しい食材に挑戦していきます。

備蓄する商品を選ぶときは、必ず「食べたことがあるもの」を選ぶようにしてください。

商品裏の使用原材料を確認することをおすすめします。

逆に言えば、備蓄したい商品がある場合、先に健康なときに食べさせて試してみてください。

食物アレルギーの観点以外にも、普段食べ慣れていない、食べたことのないものを被災時にいきなり与えても、赤ちゃんは食べてくれないかもしれません。

 

あおちママ
あおちにも備蓄するためにいくつかの商品を試して、1番よく食べてくれるものを見つけたよ!

 

離乳食に使用するエプロンや食具などの備蓄も忘れずに!

着替えも十分にない状態も想定できるので、食事用のスタイやエプロンも備蓄しましょう。

スプーンやフォーク、容器(紙皿など)なども忘れずに。

ウェットティッシュやガーゼ、ハンカチ、タオルなども多めにあると重宝します。  

特にエプロンは、普段使いや外出時などにもとても便利なので、災害時のみならず多めに常備しておくのがおすすめです。

防水なので服の汚れも心配なし!

 

ナチュラルな北欧デザインで、同じデザインのかわいい箱に入っているので、収納に困らず家に置いてあってもとてもおしゃれ!!

 

 

災害時のために赤ちゃんの離乳食を備蓄するときのコツ

赤ちゃんの離乳食の備蓄の大切さやポイントを説明しましたが、日々成長していく赤ちゃん。

備蓄してもどんどん適したものが変化していきます。

定期的に見直すことは必須なのですが、なるべく中身の入れ替えの手間が省けるように、備蓄のコツを説明します。

 

大人と赤ちゃんが併用できるのを備蓄する

「離乳食」というと、赤ちゃん専用で赤ちゃん以外は適さないという感覚がありますよね。

もちろん本来はそうなのですが、備蓄においては考え方を変えて、『大人用の備蓄を赤ちゃんも食べられるもの』に変えてみましょう。

歯が生えているかどうかや、離乳食の進み具合にもよりますが、お湯やお水を注いで食べられるアルファ米・おかゆ・リゾット・カップスープであれば、原材料を確認した上で薄めるなどをすれば食べられる場合もあります。

 

ビスケット乾パンなども、お湯やお水で浸し10分ほど少しふやかしてあげれば、食べることができるようになります。

 

普段の離乳食では、添加物や脂質、糖分が多いものは向きませんが、被災時のような緊急事態のときは、食べるものがないよりはもちろんあったほうが良いはず。

大人用にも、赤ちゃんが食べられるものであるかを考えながら選べば、離乳食の支給がない場合でも大人用のものを分け与えることができますよ

 

災害時への離乳食の備蓄ポイントまとめ

災害時のための離乳食の備蓄について説明しました。

最も大切なことは、赤ちゃんが普段から食べ慣れているものを備蓄することです。

赤ちゃんは、災害時だからといって大人のように我慢や聞き分けなどはできません。

むしろ不安感から余計に普段のようにはならないと心得ておくべきです。

・普段から災害時のシミュレーションをしっかりしておくこと

・被災時に慌てない、困らないために、しっかりと我が子に合った備蓄をしておくこと

この2つを必ず行いましょう!!

 

あおちママ
備えあれば憂いなし!!最後まで読んでいただきありがとうございました!
  • この記事を書いた人

あおちママ

★管理栄養士として保育園で7年勤務
★【得意分野】離乳食・幼児食・食育指導
★4歳女の子育児に奮闘中の30代ママです♪

~離乳食・幼児食の「簡単」「おいしい」「栄養価◎」レシピと役立つアイテムを管理栄養士目線で発信中~

-子育て情報

© 2024 管理栄養士ママの離乳食blog